foolishblue2006-12-28






先日、
電車の中で
自分と同世代と思しき
主婦だけど共稼ぎでOLしてますって感じのおふたりさん
とか、
話の内容はお嬢ちゃんみたいな会話だったけど
顔相はわたしより老けてる不可思議なおふたりさんとかの
女同士の会話を耳にしていたのだけれど
そーいえば
女の子とあんまし話してないな〜
とか、
昔から女ともだち少ないよなぁ〜
とか、感じた。




OLさん達は
きんききっずのコンサートのチケットは
ファンクラブに入ってもとれるとは限らないとか、
すまっぷのアルバムは毎回曲の作り手があまり変わらないから
おんなしような内容になってしまってるとか、
アラシは日本でより海外での方がツアーに参加したほうが盛り上がるとか、
わたしが今までしたことのないような会話が途切れず、
そんなに内容には興味ないのだけど、
同じような世代のひとがこういうお話もありなんだ
とか思ったりした。



もっぱら
彼女と私の会話なんて、
どこどこの酒蔵は吟醸より醸造酒が旨いとか、
やっぱりニフレックよりマグコロールPやんね〜
とか
エンシュアリキッドを飲むかIVHで高カロリー輸液をするかなら
どちらの方が耐えられるか
とか
やっぱしおかしい。







特急から普通に乗り換えて3駅くらいで乗って来た
向かい側に座った学生っぽい青年が
理想的なひとだった。


5年くらい前、
お気に入りの美容師さんと相談して
パーマをあてたことがあった。
テーマは「イギリス少年」



クリクリで金髪にして
チェックの短パンに長靴下が似合うような
そんなんにしてもらった。


しかし、
自黒なわたしは
「イギリス少年」にはなりきれなかった。



先日の向かい側に座った青年は
わたしのなりたかった
イメージしていた「イギリス少年」だった。





キレイな女性を観て
美しいとか思うけれど
そうなりたいと思うことはなかった。



男性を観て、
ああなりたいと思うことが頻繁にある。



女なんだけれどなぁ。









このままで有益なことを探すのと列んで、
居なくなったことの利益を考えると、

居なくなるべきだという結論にしかならないのだが、
結果は
ずるずると存在したままである。

家族は破綻し、
わたしが居なくなろうが
死後の処理を手間かける以外は何も残らなくなった。

ただ、
わたしが潔くないだけである。