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ちょっと、
気合いだけじゃ釣り合えなくなっているかもしれない。
自分が、
卒後すぐに就職した場所を辞めずに居ていれば、
どうなっただろう…
経済的には、
いくらか
楽というか、
医療費の負担がない分、
親父の「金がかかる」という言葉に家族みんなが重たい気分にならなくて済んだだろう…
いや、
わたしがどこに就職しようが、
難無く働き続けていれば、
母にも、
奴隷生活な状況をさせなくて済んだんだ…
わたしも
母も
親父の奴隷だ。
家庭が貧乏だっただけじゃない。
5万円/月で、
光熱費、
食費、
学費、
家族の衣類などの費用とか、
それらをやりくりしてた母は凄いよ…
家賃や、家のローンがあったわけじゃない。
いくら安月給と言えど、
それで家族のすべてを賄えさせて、
親父はなんなんだ…
まだ、
酒や女に使ってくれてた方がマシだ。
とっとと金持って、この家族から去ってくれてたらいいのに…
殺せないのがいいのだろうが、
殺してもいいように思われて仕方がない。
仕事もできず、
弱っている親を労ることもできず、
己に生きる枷を付け続ける意味があるのだろうか…
アホらし…
すべて、
無情で
非情だ。