お母さん、
逢いたい


とても悲しいことを
今正直に
そのまま言えるのは
あなたしかいない

でも
あなたがもう居なくなってしまったから言えるのかも


でも
お母さんには話してたことだから
悲しくて
辛くて
お話したい

お母さんには
ちゃんと打ち明けていたから




あなたも
わたしが迷惑な存在だったのかと考えると


逢いたいと思いながら
お母さんには
迷惑なはなしなのかなと



やっと
わたしから逃れたのかもしれないのかもって考えると





わたしは




死んでも隠れるところはない



もうそんなこともどうだっていい


悲しくて
辛くて
生きていくことを止めることしか逃げ道がなくなるが
なかなかそうはいかない

なんだかんだ言うのも馬鹿馬鹿しい



しかし
お母さんには逢えない気がする


こんなんでは
死んでも逢えないんだろう
でもな


そこにしか
いくとこがなくてな


でも
逢えないんだろうな