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我のことと
雇用側の調整で
どうなるかはわからないが
始動しだしたからか…
夢で
「夕方まで面倒みてご飯あげないといけないから合い鍵またちょうだい」
と
母に言われた。
面倒みる相手は猫だ。
同じような光景を
二年かそれ以上前に経験した。
母は
そのやわらかい生き物を抱きしめて、
「ああ、やわらかい。気持ち悪いのもとんでしまう」
と言っていた。
その頃の彼の癖は
人間みたいに首に手を回して抱きつくというのがあったので
猫好きの心を掴む名人でもあった。
災害や事故や事件で
ひとが亡くなるたびに
なぜ
わたしが死なずに済んだのかと考えずにいられないのは変わりがない。
一番卑怯で
潔く逝けない強さに
もっとこんなことを考えることさえできないくらいにとばす。
しかない。