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たいていは灯りのつかない裏の部屋
灯る時は
怪しげな赤い照明
今日は
一般の蛍光灯の灯り。
気にしなくていいことなのに
怖い
怖いのはこのことではない
怖いのは他にあって
だから
どうでもいい隣の灯りがとても恐怖で仕方ない
*
先日より床屋に行く計画を立てていた。
計画というほどでなく
伸びたしうっとおしいし
さっぱりして次には逢いたいと思ったりしていた
雨の日ならお客が少ないかな
とか思いながら
早朝から準備していたが
自然界の雷ではなく
わたしに雷が落ちて
またフリーズした
メールの返事も来ない
よくあることなのに
虚しくて
悲しくて
親父のパック酒をロックであおり
ふて寝をすると
顔が2倍に膨張していた
こんなんじゃ
誰にも逢いたくなくなる
今日は
激しいのでなく
わたしがされると嫌なことを散々して
自分に注意を惹かせるという手段だった
きっと
フリスキーでなく
ご褒美用(?)シーバが欲しいだけのことだろう
[rakuten:pets-kojima:620720:detail]
*
長い間入院してた彼女が退院する
秋、冬、春
その間に母も死んだ
まだ言ってない。
逢って話したかったから
メールでは
話せなかった
入院当初はそればっかりだった彼氏のはなしも
ぷっつりと止んでいる
話したいことなら
逢った時に話してくれるだろうかな
まだ
悲しい